Dual NH-P1 Passive Cooling Gaming PC

 NH-P1をダブルで構成し、無音PCを目指しました。
結果は意外に実用的な冷却で運用が可能です。ただしメンテに課題を残しました。

1.概要
NH-P1を装着したマザーボードおよびグラボを用意。
マザーやグラボのVRMなどの発熱部分に熱伝導ゲルを装着し大型ヒートシンクで挟み込みます。こうしてグラボやマザーの熱を放熱します。


動画アップしました!是非ご覧ください

ナレーション版もあっぷしました


主なスペックは
■Core i3 12100
■GTX1660Ti
■ASUS ROG B660-i + DDR5 16G
■super flower SF-500P14FG(ファンレス電源)
仮設のまま紐固定で運用しています(笑)
また、マザーボードとグラボ間のPCI-Eライザーはグニャリと反転させてつないでいます。

                でかいです。重いです。

               これなら冷えそうですよね!

2.性能

気になる性能はこちら!まあ、こんなもんでしょう。


CPU 56度 30.5W
GPU 58度 120W
FPS 94


実行中はこんな感じで、意外に冷えています。まあまあと思います。

成績は、こんな感じ。ちょっと GTX1660Tiが足引っ張ってるかもです。

アイドル時はこんな感じです。十分実用に耐えるかな??しかも完全無音です!



3.問題点

グラボのNH-P1固定方法です。強引にタイラップで括り付けています。
そのため、製作時に密着度の微調整が必要で、ベンチマークを走らせながらスペーサーやヒートシンク周りに梁を設けて試験調整、そして固定をします。タヌキはこれで1枚グラボを壊しています😿




経年劣化?かどうかはわかりませんが、しばらくすると、NH-P1が垂れてしまい(笑)再調整を余儀なくされます。次の改修を考えないとです。


4.まとめ

いかがでしたでしょうか。65w位のCPUで、120W位までのグラボなら、十分にPassive空冷のPCができそうですね!ただし、グラボへのNH-P1の取り付けは課題です。


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