Core i7 5775C@2024


1.目的:Core i7 5775Cの凄さを紹介

2.結論:

◆オーパーツ的な存在:

7世代違う12世代Core i3 12100とベンチマーク結果を比較しても、その差は10数%から数%であり、予想以上に健闘している

◆第6世代から第11世代まで、Intelは何をしていたのか?と思ってしまう結果

3.説明事項

(1)ベンチ結果総括

(2)Core i7 5775C

(3)Core i3 12100

(4)FF14ベンチ結果

(5)FF15ベンチ結果

(6)実ゲームの様子

(7)考察まとめ

3(1)ベンチ結果総括

 Core i3 12100とのベンチマーク結果の差は10数%から数%である


3(2)Core i7 5775C概要

 第5世代CPU 短命に終わった残念な機種

 4コア8スレッド

 プロセスルール:12nm(11世代まで基本的に同じ)

 L4キャッシュ搭載:128MB搭載

 LGA1150、DDR3メモリ、PCI-E Gen3に対応

 オーバークロック耐性は低く4.2Gが限界(今回は4Gで実験)


3(3)Core i3 12100概要

 第12世代CPU

 4コア8スレッド

 プロセスルール:10nm

 LGA1700、DDR5/DDR4メモリ、PCI-E Gen4に対応

 今回は4.1Gで実験

3(4)FF14ベンチ結果

 Core i7 5775Cの構成

 ◆DDR3 16GB

 ◆Z97マザー

 ◆RTX3060 12GB





 Core i3 12100の構成(ファンレスPC)

 ◆DDR5 16GB

 ◆660マザー

 ◆RTX3060 12GB


Core i7 5775Cの結果


Core i3 12100の結果


(5)FF15ベンチ結果

Core i7 5775Cの結果

Core i3 12100の結果


3(6)実ゲームの様子

 Wotで実験

 150前後のFPSを維持→十分にプレイ可能



3(7)考察まとめ

結論

◆オーパーツ的な存在:

◆第6世代から第11世代まで、Intelは何をしていたのか?と思ってしまう結果


上記結論に至った考察:

L4キャッシュの存在がゲーム性能向上に大きな効果があったと推定される

◇プロセスルールが第5世代から11世代まで12nmで同一であったこと、また12世代でも10nmと微細な差しかなかった事から大きな差異は出なかったと推定される


まとめ:

オーパーツではあるが、新たにCore i7 5775CのPCを用意する必要は無い。

もし手元にLGA1150のシステムがあるならネタとしては有り

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